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「季節のお茶を飲む」「応用レッスン」と各講座の違いについて

2023年5月下旬から、新たに「季節のお茶を飲む」と「中国茶応用レッスン」が始まります。
新たにリリースした講座・プログラムなので、色々と疑問があるかと思います。

たとえば、

・具体的にどのようなことをするの?
・既存の「中国茶基礎講座」「中国茶研究講座」などと、どこが違うの?
・「中国茶研究講座」と「中国茶応用レッスン」では、どちらの方が高度なの?
・どのようなタイミングで受講していくのが良いの?

といった点です。

今回はこれらについて、一気にお答えしていきたいと思います。

 

具体的にどのようなことをするの?

「季節のお茶を飲む」と「中国茶応用レッスン」はスタイルと目的の違う講座・プログラムになっています。
簡単に概略をご紹介します。

「季節のお茶を飲む」6ヶ月コース

「季節のお茶を飲む」は、文字通り、時宜に合ったお茶を解説付きで飲んでいくコースです。
新茶やその季節に合ったお茶(夏場なら冷茶に向いているお茶、体調を整えるのに適したお茶など)を、3回分に相当する分量をお届けします。
レッスンでは、これらのお茶の淹れ方や特徴などを解説していきます(VTRでいつでも視聴可能・約1年間)。

講座で学んだ内容を受けて、復習しながら、お茶を飲んでいくことができます。
「整理しながらお茶を飲む経験」を積むことのできる、6ヶ月間の”お茶のサブスク”というイメージです。

「中国茶応用レッスン」10ヶ月コース

「中国茶応用レッスン」は、「中国茶基礎講座」の内容をベースに応用力を身につけていくコースです。
レッスンは、茶の文化などを中心に学ぶオンラインレッスン(VTR受講も可)とマンツーマン形式のお茶を飲みながらの個別レッスンからなります。

「中国茶基礎講座」は、限られた時間の中で”専門店でお茶を購入し、自宅で美味しく淹れることができる”ことゴールに設定しています。
そのため、茶の文化的側面(茶の歴史や周辺の文化との関わり等)についての解説を省いておりました。
より”中国茶の奥行き感”を感じていただくためには、文化的な側面の理解も不可欠と考えており、この部分を補充するのがオンラインレッスンです。

また、一通りの基礎を学んでいただいているものの、個別でお話しすることによって出てくる、疑問や課題などもあります。
個別レッスンでは、双方向のやり取りを通じて、淹れ方のコツをより細やかにお伝えしたり、異なった解釈をしてしまっている点などを整理して、より腑に落ちるようにしていきます。

まとめると「中国茶基礎講座」や「中国茶研究講座」などで学んだ内容をベースに、より文化の厚みを持たせて定着させ、自分のものにしていくためのレッスンというイメージです。

 

既存の「中国茶基礎講座」「中国茶研究講座」などと、どこが違うの?

これまで実施してきている「中国茶基礎講座」「中国茶研究講座」「標準を読む」「講師力ブラッシュアップセッション」などとの違いを整理すると、以下の通りです。

講座名・難易度・授業スタイル 内容 受講者のイメージ
「中国茶基礎講座」 ☆
【ライブ授業・VTR】
40種類の中国茶を試飲しながら、中国茶を学ぶ・飲んでいく上での基礎となる知識を身につけていく講座。
初歩的な茶に関する科学についても学ぶ(日本国内の従来の中国茶講座では触れられてこなかった内容も含む)。
「専門店でお茶を購入でき、自分で美味しく淹れて、楽しむことができる」がゴール。
・中国茶をしっかり学びたい初心者の方
・きちんと基礎から学び直したい方
「中国茶研究講座」 ☆☆
【ライブ授業・VTR】
茶種を絞って、その茶種に関する専門的な内容や情報を学んでいく講座。
同一茶類のお茶を整理して飲み、その違いを解説するというスタイルで進める。
「情報と香味を整理していくことで、特定のお茶の専門店で話されている内容がある程度理解できる」がゴール。
・特定のお茶について詳しく知りたい方
※基礎講座を学んだ上だと理解しやすい
「標準を読む」 ☆☆
【ライブ授業・VTR】
中国茶に関しての公的な定義を行う「標準」や地理的表示、基礎的なお茶の科学を学ぶことで、現代の中国茶知識の枠組みを解説する講座。
実際の標準文書などを読み解きながら、著名な茶の正確な定義などを学んでいく。
「現代の中国茶を定義づける枠組みを理解し、標準の活用法を知ること」がゴール。
・根拠のある中国茶の知識を学びたい方
・きちんと基礎から学び直したい方
・一通りのお茶は既に飲んでいる方
「中国茶応用レッスン」 ☆☆
【ライブ授業・VTR+個別レッスン】
「中国茶基礎講座」の内容に茶の文化的・歴史的な側面を加え、基礎知識の定着と応用力を身につけていく講座。
文化面などを学ぶオンラインレッスンと個別レッスンを組み合わせて進める。
「中国茶文化を学ぶための基礎的な素養を身につけ、基礎知識の定着を図ること」がゴール。
・中国茶のより深い知識を学びたい方
・中国茶を「飲む」「楽しむ」から「知る」「伝える」を目指したい方
「季節のお茶を飲む」 ☆
【ライブ授業・VTR】
時宜に合った、その時々の美味しいお茶を整理しながら飲んでいく講座。
レッスンで試飲をし、その後、自身で復習しながら、お茶を飲んで楽しむことができる。
「美味しいお茶を整理して飲んだ経験を積むこと」がゴール。
・美味しいお茶を飲みたい方
・情報を得ながら整理して飲みたい方
「講師力ブラッシュアップセッション」
☆☆☆
【個別レッスン】
中国茶を他の人にお伝えするための解説力を磨くための講座。
事前に設定されたテーマについての解説・茶の淹れ方の実演を行い、それに対してのフィードバックを通じて、伝える力を強化する。
「中国茶を分かりやすく伝える力を育成すること」がゴール。修了者には協力講師証を授与。
・中国茶を伝えたい方・伝えている方
・中国茶講師などを目指す方

 

「中国茶研究講座」と「中国茶応用レッスン」では、どちらの方が高度なの?

これについては、「どちらが高度」ということは無く、「対象としている範囲が異なる」という説明が、より的確かと思います。

”特定のお茶について、ピンポイントで詳しく学ぶ”のが「中国茶研究講座」です。
一方、「中国茶応用レッスン」は「中国茶基礎講座」の内容をベースに”全般的に厚みを持たせる”というイメージです。

たとえば、両方を並行して受講した場合、”中国茶の知識全体に厚みが増し、特定のお茶についてはより特化した知識がある”という状態になると思われます。
全体を底上げするか、特定ジャンルに詳しくなるか、という違いです。

 

どのようなタイミングで受講していくのが良いの?

受講するタイミングについてですが、それぞれ以下のようなイメージかと思います。

講座名 おすすめのタイミング
「中国茶基礎講座」 ・中国茶を飲み始めて、専門店の方が使う用語などが「分からない」と感じたとき。
・六大分類の様々なお茶を飲んでみたいが、一定品質のお茶を自力で買い揃えるのは大変だ、と感じたとき。
・書籍や中国茶講座などで学んでみたが、色々矛盾があって「混乱する・・・」と感じたとき。
「中国茶研究講座」 ・特定のお茶について詳しく知りたいと思ったとき。
・興味のあるお茶についての講座が開講されるとき(不定期開講のため)。
「標準を読む」 ・「中国茶のしっかりとした定義を知りたい」と感じたとき。
・「諸説ありすぎて、一体何が本当なのか分からない」と感じたとき。
・「別の教室等で学んだが、説明がどうも腑に落ちなかった」と感じているとき。
「中国茶応用レッスン」 ・中国茶基礎講座を受講したが、「もう少し詳しく知りたい」と感じたとき。
・中国茶の歴史や文化などについて興味を持ったとき。
・お茶の淹れ方など、個別で詳しい方に質問・相談したいことなどが出てきたとき。
「季節のお茶を飲む」 ・美味しいお茶を飲みたいが、どこで売っているかよく分からないとき。
・Teamedia Online Schoolのお茶の品質を体感してみたいとき。
・お茶についての、きちんとした知識を教えてもらいながらお茶を飲みたいと感じたとき。
「講師力ブラッシュアップセッション」 ・「将来的に中国茶を教えてみたい」と考えたとき。
・中国茶の勉強を積み、資格も保有しているが、人に説明するのは不安だと感じているとき。
・自分が理解している中国茶の知識が正しいかどうか、実際に腕試ししてみたいと感じたとき。

 

Teamedia Online Schoolでは、中国茶の愛好家のみなさんの様々な「知りたい」に応える講座をご用意しております。
受講に関するご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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